まず韓国の無形文化財第92号の「太平舞」(王妃が国の安泰を願って舞う伝統舞踊)を舞いを披露して下さった金順子さん。文字通りの舞踊に生きた半生をかたってくださいました。在日として宮城県に生を受け、家族との確執や社会の差別と向き合いながら、舞踊家として自立していくまでをユーモアたっぷりにお話くださいました。辛い体験も笑いにして乗り越えていく<強さ>に勇気を与えていただきました。最後は参加者みんなが輪になって韓国舞踊の手ほどきを受け、あとの交流会も本音で語り合える素敵な時間となりました。(12月11日参加者45名)
「人が人であるがゆえの哀しみ」を表現したいとおっしゃられる丁讃宇さん。在日として生きていくためには、「手に職を」という親の勧めにしたがって習い始めたヴァイオリンを「自分の武器・誇り」に生きてきた半生をユーモアたっぷりにお話くださいました。明るく前向きな姿勢の根底に鋭い自律と批判の精神が伝わってきました。(11月13日参加者30名)
話をすると胸がいっぱいになってしまってどうも苦手と、おっしゃる在日を代表するオペラ歌手・田月仙さん。でも柔らかい語り口でお話いただいた様々なエピソードに、聴いている私たちはぐいぐい引き込まれました。在日であることを、「そういう自分にしかできない表現があるのではないか」と前向きに自己を肯定しながら、苦難に押しつぶされずにその才能を実らせてこられました。北と南、東と西、を思いの丈を高らかに歌い上げることで結びつけ、多くの聴衆を魅了している姿に、大きな勇気と励ましをいただきました。(10月16日参加者21名)
在日としての半生を語る夫歌寛さん。日本人と日本社会がいまだに差別体質から抜け出ない現状を辛らつに問いかけました。いじめで自殺した林賢一君を追悼した「遺書」などを熱唱!歯に衣着せぬ本音トーク、思いの丈を託した歌からは、人間の温かみが伝わってきました。(9月18日参加者20名)
打楽器のリズムに合わせて、パンソリやヨイトマケなど民衆の歌を熱唱する趙博さん。民衆がつくり出した文化の大切さを語ってくれました。韓国併合100年の歴史を痛打する新曲「百年節」、すごい迫力で僕たちの心をゆれ動かしました!(8月21日参加者43名)